2024年8月16日金曜日

【IP KOREA】手を握るだけで私を全部知ってしまうあなた、体成分測定の技術

ダイエットは明日から

「もうそろそろ本当にダイエットしないと!」と、ダイエットの危機を感じる季節はいつですか?
ジムが最も盛んになる季節が夏であることを考えると、薄着になる季節になってから危機感に迫って運動を始める人の心はみんな同じみたいです。

▲ Clipartkorea.co.kr

こんな怠った心に鞭うちをしてくれるのがあります。
それは、新しくジム登録するときに必ず減る過程の「INBODY(インボディ)」です。
韓国で「インボディ」とは、体成分測定及び分析をする製品を言います。ただ、特定製造者の製品が有名になって商標が普通名詞化したケースです。


私の体に脂肪はどれくらい?


▲インボディ結果紙 <出所:Inbody.co.kr>

皆さんのインボディ結果はどうですか?
結果の数字を見て一回くらいは、「機械と手を握っただけなのに、私のお腹と腕の周りを知ってしまうの?」と思ったことはありませんか?
むしろ正しくなくてもいいと願うくらいですが、悲しいことに科学的な技術と原理を基に測定されたものなので、想定された数字を無視するのは難しそうです…

それでは、どんな原理と技術で私の体の隅々まで把握してしまうのでしょうか?
韓国で広く使われる体成分測定器製造社ではその主要測定原理を次のように説明しています。

▲インボディ(体成分測定器)の主要測定技術 <出所:Inbody.co.kr>

信憑性のある数値を導出する技術

人体の70%以上は水分で構成されているという事実はもうよく知られていると思います。これによって体内に(人体に無害な)電流を流した時に脂肪は水分がなくて電流が流れないですが、筋肉は水分があって電流が流れるようになります。この原理によって、身体の部位ごとに異なるように測定される抵抗値(インピーダンス)を基に体を構成する成分を定量的に算出します。

▲身体の部位別インピーダンス測定例 <出所:Inbody.co.kr>

部位別のインピーダンス測定技術は右腕、左腕、胴体、両側の脚のインピーダンスをそれぞれ測定する原理で、個人別に体系が相違することから発生する誤差を除去することで測定の精度を工場するようになります。このように部位別にそれぞれ測定する技術は電極が「電流を流すための電極」と「電圧を測定するための電極」に分かれていてできる技術です。

しかし複数の電極の役割が区分されているので、足の小さい子供や動きが不便な老人の場合、足がすべての電極に届かず正確な測定が難しいという短所がありました。

▲Wipsglobal.com、KR 10-0885396、「生体インピーダンス測定装置」

上記の技術は「足版-電極-測定部-制御部」の連結に変化を与えることで、非測定者が足版のどこを踏んでも常に電極に接触できるように設計されています。なので、使用者が電極に足を正確に接触しようと注意する必要がなく、足の小さい子供でも機械に上がることで正確な体成分を測定できるという便宜性があります。

家庭用体成分測定器の技術

ヘルスケアに対する関心が高まって関連機器もよく見かけるようになって、何年か前からは過程でもジムレベルの性能を持つ体成分測定及び分析機が多く普及しています。既存の体重計と似たような形と便利な使い方、アプリとの連動性のような長所が消費者に関心を集めたポイントになったようです。その
おかげで、私たちは自宅で楽に時間や状況に限られず体成分を測定できるようになりました。

▲Wipsglobal.com、KR 10-1403797、「ユーザーの便宜性を極大化した体成分測定装置及び生体情報管理システム」

これを可能にした技術は、持ち手の電極が位置したモジュール部を一体型で製作する技術と、身長の値を他のユーザー情報を入力しなくても体成分の測定ができるようにした特許技術のお陰だと思います。これで、私たちはジムに行かずに単純に体重計に上る行為だけで私の体に関するとても詳しい情報を得られるようになりました。

▲家庭用のインボディ体重計 <出所:Inbody.co.kr>

小さくて軽いのに、豊富な健康管理情報まで

代表的な体成分測定器のモデルは、機械の上に立って手と足を一緒に電極に接触する必要がある製品で知られています。しかし、このような手間を解除するために開発されたこの測定技術は親指と人差し指だけで体成分を測定できます。電流を指を通じて流れるようにすることで、電極信号の測定部は簡素化して手のひらの大きさにも及ばない小さい製品で具現ができるようになりました。

▲Wipsglobal.com、KR 10-2194943、「ECG信号を通じて心電図測定ができる携帯用体成分測定装置」

この特許技術は子本的な体成分の数値のみならず外部サーバーからの接続を通じて収集した周辺温度情報とユーザーの歩数を計算するセンサー部、心電図情報を感知するセンサー部などを通じて収集された情報を総合的に分析して血圧、心拍数、酸素飽和度、活動量、カロリー消耗量などもっと多様な指標を提供できるそうです。

▲体成分を含めて心電図情報まで測定できる携帯用モデル <出所:Onesoftdigm.com>


ベルトに測定技術を融合させたアイディア

常に体の緊張感を保ちたい人たちが喜ぶ特許技術があります。パンツを固定したりおしゃれのために着用するベルト、そのベルトに体脂肪測定技術を融合したアイディアがあります。

▲Wipsglobal.com、KR 10-2119548、「体脂肪測定ができるベルト」

上記の図面が説明する特許技術はベルトの紐の内側に設置されたモジュールの電極を通じてユーザーの皮膚に接続すると体脂肪を演算するように設計されています。これを通じてユーザーは別途測定する行為をしなくても体脂肪を随時チェックできるようになります。

数字よりは心の健康を!

正確な体成分測定値を提供する高度化された多様な特許技術があってどんどん我々の健康を守るのに適した環境になっています。しかし機械が提供する数値にあまりこだわると無理なダイエットで健康を害したり必要以上のストレスを受ける可能性もあります。
厚い夏、生命力であふれる季節でもありますが、湿度の高い天気にすぐムカッと来てしまう季節でもあります。無理なダイエットよりこころの平和を守る健康管理はどうでしょうか?皆さんの健康な夏を応援します!


Japan Tel: +82-2-726-1113, 1107 | Fax: +82-2-777-7334 | wips-jp@wips.co.kr


0 件のコメント:

コメントを投稿

【IP ISSUE】各国の最新情報_202412

  US 2024年11月20日、アメリカ特許商標庁(USPTO)は、2025年1月19日から特許手数料を変更するという内容が含まれた改定された徴収関連の最終規則(Final rule)を発表しました。 ▲ USPTO特許手数料の変更事項 アメリカ発明法(America Inve...