知識と情報が価値を生産する知識基板社会になり、労働及び資本基盤の経済活動によって算出された結果物に対する財産権よりは知識活動で得た結果物を財産権の形で保護する知的財産権の重要性が日々高くなっています。これに従って、知的財産権の代表的な形である特許に対する重要性も高くなり続けていて出願される特許の量も毎年増加しています。
その特許において最も重要で必須的な作業の一つが先行技術調査です。
先行技術調査とは、単純に計画している技術と同一だったり類似する特許が存在するからと言って引き下がるという目的ではありません。該当発明またはアイテムに関する現在の技術水準を判断できるという面でとても得になる作業です。また、発見された特許技術には必ず解決すべき新しい問題点があるものなので、この点を活用すると先行特許より進歩した技術を開発できます。
先行技術調査は出願または侵害を避けるための目的もありますが、他にも競合他社の特許把握、ある技術またはテーマに存在する技術の把握、自社に不利な他社特許を無効にするための目的でもとても重要です。このような特許調査作業で類似特許を探してみることはとても必須的です。先行文献検討、調査結果検収、競合他社出願モニタリング、無効資料把握など様々な特許業務を行う過程で類似特許を抽出する作業は相当な時間が必要な作業です。
類似特許を検索する方法として、通常はキーワードで検索する方法を使用していますが、WIPS Globalではマシンラーニングを活用したAI自動分類方法を使用しています。キーワード検索方法は定型化されたデータ分析方法で短文の場合のみ正確度が高く、文書のような複数の単語と文書で構成されている長文の場合、文章に内包された意味分析ができないためです。
今回のポストでは、WIPS Globalで提供している類似特許表示機能をご紹介したいと思います。
類似特許表示は詳細表示画面の「Similar Patent」ボタンを通じて確認できます。
2.文献リストは類似度が高い順で表示されます。
3.類似特許をもっと見る(View more similar patents):AIサーチに繋がり、類似する特許300件をもっと確認できます。
5.図面表示ボタンをクリックすると図面を確認できます。
6.チャートでは簡略な統計を見ることができて、全体的な情報を簡単に把握できます。
7.文献リストで類似特許を詳細に確認できます。
8.文献リストでは基準文献が一番上段に表示されて、類似度が高い順にソートされます。基準文献と関連性が高い引用文献もリストに含まれています。
9.類似特許を検討しながら特定文献を中心に再検索したい場合、「Re-Search」ボタンで選択した特許を基準に再検索を行うことができます。再検索を通じてより細かく類似文献を検討できます。
ここまで、WIPS Globalの「類似特許表示」機能を確認してみました。
既存に見れなかった新しい技術だとしても先行特許検索を行うと類似特許が検索される場合が以外に多いです。これは特許として登録された技術であっても市場の状況やビジネス状況などを考慮して実際の製品として販売しない技術が結構多いためです。
優秀な特許を選別したり、登録特許の現状、特許技術取引など特許管理及び活用の側面でWIPS Globalの類似特許表示機能をぜひ活用してみてください!
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