再審査が行われたアメリカの特許を検索する方法
特許は登録された後にも権利移転で権利者が変更されたり訂正、再審査などで権利範囲が変更される場合があります。権利者が変更されたときには「権利変動有無フィールド(Assignment)」を活用して変動がある文献を確認できますが、権利範囲が変更された場合にはどう確認できるでしょうか?
今回の検索Tipでは、権利範囲が変更されたアメリカの特許を検索する方法についてご紹介したいと思います。
🔑文献種類コードを確認してみましょう!
アメリカの特許は最終権利範囲に対する確認ができるように登録公報、再審査、訂正、補充審査、IPR、PGRなどの類型別の原文を提供しているため、文献種類コードを活用して変更された文献を検索できます。まず、アメリカ特許の権利範囲の変更と関連する文献種類コードを確認してみます。
②Reexamination(再審査):登録以後特許権者または第3者によって登録特許に対する有効性を検証して特許を訂正できる制度を意味する
それでは、この文献種類コードを活用して再審査と補充審査が発生した文献を検索してみます。
「文献種類フィールド(Kind Code)」を追加して再審査コードであるC1と補充審査コードであるF1を入力します。もし検索式を直接作成したい場合、文献種類コードのフィールド指定演算子で「KC」をご利用いただけます。
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▲ WIPS global 「検索結果リスト」 |
検索結果で再審査と補充審査が発生した文献リストをご確認いただけます。
6件がヒットしました。次に文献を選択して内容を確認してみます。
ここまで、WIPS Globalで再審査が行われたアメリカの特許を探す方法をご紹介いたしました。
アメリカの権利範囲変更が気になる場合、文献種類コードを活用して簡単に検索してみてください!
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