LG電子とクアルコム、5G特許使用契約締結
LG電子とクアルコムが新しい5G特許使用契約に合意しました。
今後LG電子は、クアルコムが持っている5G特許を5年間利用できるようになり、これによって3Gから4G(LTE)、5G技術を活用して無線機器を開発して販売できるようになりました。
クアルコム側は取引金額を明かしていませんが、今後LG電子からロイヤルティをもらう予定だそうです。
▲ pixabay.com |
クアルコムとの特許使用契約
今回の特許使用契約は既存の通信チップ使用契約とは別途で、去年の12月に終了した特許使用契約の満了による措置でした。
一方、先日クアルコムはアメリカ連邦取引委員会から半独占法の違反で罰金を課されました。
当時LG電子側はクアルコムが公正取引を違反したと主張していましたが、皮肉にも今回の協商は半独占法違反という判決が下された以後に進められたものです。
結局既存の慣行を従うことになった今回の協議は、製品の生産と5Gの市場先占のためにLG電子も仕方なかっただろうというのが業界の意見です。
▲ flickr.com ⓒ Kārlis Dambrāns |
5G先占のためのLGの努力
現在LG電子は韓国内と海外の5G市場を先占するために努力しています。
LG電子が発売した5Gスマートフォンの場合、攻撃的なマーケティングを通じて製品の販売量を増やそうとしていて、LG U+ (LGユープラス)側も最近5Gを利用した野球中継視聴などを前面に出して募客に力を注いでいます。
5G市場で違う一面を見せるために色んな方法で勝負手に出ているようです。
▲ pixabay.com |
LGは雰囲気逆転に成功できるのか?
今回のLG電子とクアルコムの特許使用契約はLG電子が5G市場で雰囲気を逆転させるためのカードの一つに見えます。
クアルコムとの契約が公正ではないことを知りながらも契約をしたということは、その分LGが5G市場に強い意志を持っているということを示すものだと思われます。
スマートフォン業界と通信業界の両方で苦戦しているLGが今回の5G市場では雰囲気逆転に成功できるか、今後の行方が楽しみです。
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