【IP KOREA】LG化学とSKイノベーションの営業秘密横流し紛争

LG化学とSKイノベーションの紛争

韓国の代表的なバッテリー製造企業であるLG化学とSKイノベーションの紛争が次第に深刻しているようです。
現在、この二つの企業はバッテリー関連の核心人力争奪をおいて紛争中ですが、LG化学の訴訟に立ち向かってSKイノベーションが反駁及び法的対応も辞さないとの意思を明らかにして二つの企業の紛争が深刻化することが予想されます。

▲ lgchem.com

LG化学の訴訟から始まった紛争

今回の紛争はアメリカでLG化学がSKイノベーションを相手に自社のバッテリー関連営業秘密を侵害したと主張し、訴訟を提起したことから始まりました。
LG化学側はSKイノベーションが2017年からLG化学の約70人の核心人員を引き抜いたと主張しましたが、SKイノベーションの中途採用関連の履歴書に前職場でのプロジェクト内容と同僚の名前を書かせたことが具体的な証拠であると主張しました。

▲ skinnovation.com

SKイノベーションの反駁とLG化学の再反駁

SKイノベーション側は一般的に使用する経歴証明の書類フォーマットで、企業の正当な営業活動に対して外国で訴訟を提起したことは国益毀損の恐れがあると反駁しました。
そうするとLG化学は、研究と投資で確保した核心技術と知識財産権を保護することが本当の国益のためのことで、後発企業が競合他社の営業秘密を活用することが容認されればどんな企業でも大胆な投資はしないはずだと再反駁しました。
これと共に入社書類に対しても、個人業務の協業結果物と研究人力情報を把握することは決して一般的ではないといいました。

▲ pixabay.com

次第に大きくなる二社間の紛争

一方SKイノベーションは、多くの研究開発を通じて世界最高水準の技術力を確保しているのでLG化学の営業秘密は必要ないと主張して、もう座視しないで正面対応すると伝えました。
このように二社の訴訟と反駁、そして再反駁と再々反駁が続いて意見対立は次第に大きくなり、全面戦になる可能性が高くなっています。
この二社はエネルギー関連で韓国を代表する企業であるため、企業間の消耗戦で競争力を低下させる不祥事が起こらないで円満に解決することを祈っています。

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