2025年2月19日水曜日

【WIPS Global】特許ファミリー関係を 一目で把握できる 「ファミリー関係図」

自国出願(元出願)を基に海外の色んな国に出願する場合、元出願に関連するすべての特許及び出願をファミリー特許といいます。特許庁で最初に出願した特許出願と違う国の特許庁に優先権期限内に出願された同じ特許出願によって発生したすべての文献を意味するのです。
企業の場合、自国特許の多国出願有無を通じてグローバル戦略を予想することができます。海外市場で事業を展開するために特許権を確保することが重要であるため、企業のファミリー特許出願動向をみるとどの国(市場)で活発に活動を行っているか予測できるためです。

ファミリー特許分析の重要性をいくつか確認してみると、
・技術トレンド把握:技術の発展方向と主要トレンドを把握できます。
・競合他社分析:競合他社の研究開発戦略、技術力、市場指向性を把握して競合他社より優位に立てる技術分野や戦略選択が可能です。
・市場参入戦略樹立:特定技術が複数の国で特許として保護されている場合、該当市場で重要な技術とみなされている信号になり得ます。これを通じて企業は市場参入可能性や特許が保護される国での戦略を立つことができます。
・特許ポートフォリオ管理:ファミリー特許分析を通じて企業が保有している特許ポートフォリオの強みと弱みを把握して、必要であれば特許を追加したり不要な特許を諦めるなどの戦略を立てられます。
・特許紛争予防:特定技術が複数の国で特許として保護されているか、また他の企業が既に該当技術に対して特許を保有しているかを把握できて特許紛争を予防するのに有利です。
・R&Dの効率性増大:重複された研究開発を避けて、他の国で既に保護されている技術に対してそれ以上の投資をしない戦略を通じてR&Dの効率性を高めることができます。

このような理由からファミリー特許分析は技術戦略、競争力強化、法的保護などのための重要な道具です。

WIPS Globalではこのようなファミリー分析のために、素早く効率的にファミリー特許を検討できる「ファミリー関係図(Family Diagram)」機能を新しく追加しました。
複雑なファミリー特許の関係を便利に検討できるように年度/国制限なく文献間の関係を世帯単位で区分してマップの形で図式化してご提供いたします。

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

ファミリー関係を地図形で図式化して一目で全体的な構造を把握できます。上図はシンプルモードの横拡張型関係図です。

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

この二つの画面は年度別に確認できる関係図です。
ファミリー文献の出願年度を基準に提供していて、一つの出願が複数の国に進出した場合は横拡張、一つの出願が継続して分割、継続、部分継続で繋がる場合は横拡張で確認することをお勧めいたします。

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

「Detail」モードを選択すると文献の重要項目をもっと確認できます。ステータス情報や日付、請求項数などの情報を確認できます。文献ボックスの位置も自由に移動できます。

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

文献数が多くて関係の類型が多様で複雑なケースです。
関係類型別に色で区分されて文献別にどんな関係を形成しているか直観的に把握できます。8個の類型を提供してファミリー関係に存在する類型だけ活性化されて表示されます。
※8個の類型:仮出願、優先権、国際出願、分割、継続、部分継続、再発行、その他

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

特定文献を選択すると特許間の関係を見せるラインがハイライトされて本当に便利に検討できます。

▲WIPS GlobalのFamily Diagram

特許文献の内容を詳細に検討する必要があれば、文献ボックスをクリックしてください。クリックした文献リストが右側に表示されます。文献リストの特許番号をクリックすると詳細表示ページに繋がります。また、文献リストはEasy Veiwerやマイフォルダ、SmartAngleなどに連携して検討や分析することができます。

今回のポストではWIPS Globalで新しく提供するファミリー関係図機能をご紹介しました。複雑になっているファミリー関係を一目で把握して検討できる便利な機能なので、ぜひご活用ください!


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【IP ISSUE】2025 CESからみた本格的な「ヒューマノイド時代」の到来と特許

先端技術をめぐって角逐する「CES 2025」がアメリカのラスベガスで行われました。CESは既に商業化された技術と製品はもちろん未来を見通す技術を披露する世界最大の家電展示会です。今年はなんと4,500以上の企業及び機関、団体が参加して歴代最大規模で行われました。特に今年はAI技術の頂点であるロボット、ヒューマノイド技術が最も注目されたそうです。
今回のポストでは、世界有数の企業が出したヒューマノイド技術とその中に含まれた特許技術について調べてみたいと思います。

▲ CES 2025に展示されたヒューマノイド「AURA」
<出処:電子ニュース、https://n.news.naver.com/mnews/article/030/0003275275 >

「AI富」ジェンスン・フアンが宣言する本格ヒューマノイド時代

IT産業を揺るがしている人物、NVIDIAのCEOであるジェンスン・ファンがCES2025の基調演説をしました。彼は基調演説でロボットと自律走行で代弁される「フィジカルAI」に対するプランを発表しました。また、協力会社たちが現在制作中のヒューマノイドロボットを紹介して、今後本格的なヒューマノイド時代が到来すると予告しました。

▲ CES 2025で基調演説を行っているジェンスン・ファン
<出処:韓経ビジネス、https://n.news.naver.com/mnews/article/030/0003275275 >

テスラの「オプティマス」

電気自動車市場を超えて違う領域まで影響力を広げているテスラもヒューマノイド市場をターゲッティングしました。「オプティマス」と呼ばれるテスラのヒューマノイドは2021年の初公開以後複数回の高度化とアップモデリングを経て現在ほぼ完成段階に至りました。イーロン・マスクは今年からアメリカを始めオプティマスを世界で販売することを予告しました。

▲ テスラのヒューマノイドオプティマス(左)、精巧な手つきで服をたたむオプティマス(右)
<出処:テスラホームページ>

テスラのオプティマスにはテスラが自体技術で直接設計したすべてのアクチュエータとセンサー、AIエンジンが搭載されたとのことです。ヒューマノイド技術完成度を決定するには繊細な手つきと相互作用ですが、オプティマスは現存するヒューマノイドでもっとも精巧で自然な手つきを駆使すると自身を見せました。

テスラのオプティマスはどんな技術を基に誕生したでしょうか?
この技術は人の手のように色んなものを安定で自然につかめるように具現する技術です。ケーブルで繋がっている関節が高度のアクチュエータとして作動されてもっと柔軟で安全に手を動けるようにするのです。

▲Wipsglobal.com、WO2024-073138 A1、「Underactuated hand with cable-driven fingers」

次はオプティマスの下半身に関する技術です。私たちの膝のように脚を伸ばして、歩いて、動くように設計されたロボットの膝関節システムです。ここにもテスラが自体開発したアクチュエータが活用されていますが、脚、膝の間を構成するそれぞれのジョイントがアクチュエータによってそれぞれ独立的で希望する方向に歩いて回転もできるように設計されたそうです。

▲Wipsglobal.com、WO2024-073135 A1、「Systems and methods for a robot knee joint assembly」

人間の代わりにうちを担うホームハブロボット

AIロボット、ヒューマノイド分野で最も早い商用化と競争が熾烈なロボットはホームハブロボットです。ヒューマノイドのように人間の姿をしているわけではないですが、機能だけは既に人間の代わりになれる水準に到達しています。

サムスン電子の「ボリ(Ballie)」はボールの形をしたAIロボットで自ら学習、進化して人を飼い主のようについて回って家電やIoT機器を制御して、子供や伴侶動物との相互作用も行うことができます。

▲Wipsglobal.com、KR10-2022-0011742、「移動ロボット及びこの制御方法」

LG電子の「Q9」はAIホームハブロボットで、やはり家電とIoT機器の制御、人との相互作用を行うロボットです。LG電子はQ9の高度化のためにマイクロソフトとの戦略的パートナーシップを結んだそうです。

▲Wipsglobal.com、KR10-2023-0054228、「Robot」

中国UNITREEの「G1」、TCLの「Heiaime」など高度で訓練されたロボットたちも多くの観覧客の目を引きました。

▲ CES 2025で公開された中国TCLのHeiaime
<出処:NEWS1、news1.kr>

現実になったヒューマノイドとの共生

今回のポストではCES 2025を盛り上げてくれたAIロボット、ヒューマノイドと特許について調べてみました。以前のAIロボット、ヒューマノイドは多少遅い反応と制限された機能具現で機械的なロボットといった印象でしたが、最近公開されたロボットたちは早い反応と能動的な相互作用はもちろん外観まで本当に「人間」に近づいている様子です。AIがすべての産業にかけて要求されて提供されている時代になったからこそ、それに従うロボット技術も著しく発展しています。
今後ももっと人間に近づいてくるヒューマノイド、AIロボットがどこまで成長するか一緒に見守ってみましょう。

▲ Clipartkorea.co.kr


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2025年2月14日金曜日

【IP ISSUE】各国の最新情報_202402

  CN

2025年1月7日、中国の特許専門メディアであるIPR Dailyは「2024年グローバルスマートホーム特許出願TOP100(2024年全球智慧家庭发明专利排行榜(TOP 100))」を発表しました。

▲ Clipartkorea.co.kr

スマートホーム(智慧家庭)は住宅を基本プラットフォームとして最新の統合配線技術、超高速ネットワーク通信技術、先端安全技術及び自動化制御技術、高画質オーディオおよびビデオなどを通じて家庭の色んな施設を知能的に統合してエコー・エネルギー節約のための住居環境を実現する技術です。
グローバル市場調査及びコンサルティング期間であるIDC(International Data Corporation)が発表した「2025年中国スマートホーム市場に対する10大洞察力(2025年中国智能家居市场十大洞察)」報告書によると、2025年中国のスマートホーム関連装備出荷量は前年に比べて7.8%が増加した2億8,100万台に至ると見込まれているそうです。

IPR Dailyはスマートホームに関連するキーワード及び分類番号を基準に2024年1月1日から12月31日まで世界で出願及び公開されたスマートホーム特許に対する統計を収集しました。


その結果、Haier Smart Home(中国)が1位(5,582件)を記録し、韓国のSAMSUNGが2位(4,113件)、中国のMideaが3位(3,950件)、LGが4位(3,455件)、GREEが5位(3,097件)に位置しました。
その後をアメリカのGOOGLEが6位(2,210件)、日本のPANASONICが7位(1,611件)、APPLEが8位(1,524件)、MITSUBISHIが9位(1,505件)、そしてHUAWEIが10位(1,246件)を記録しました。

<出典>"中国のIPR Daily、2024年グローバルスマートホーム産業における特許出願ランキングTOP100発表”. 韓国知識財産研究院.

KR

2024年12月31日、韓国の特許審判院は特許とデザイン登録に対する拒絶決定不服審判において、登録決定が妥当で追加争点がないと判断される場合に特許審判院の審判官審決によって登録決定をすると発表しました。

▲ Clipartkorea.co.kr

2024年1月から施行されるこの発表の内容は以下通りです。

(1)特許審判院の審判官が登録決定
・元拒絶決定理由によっては拒絶できないと判断されて、取消差し戻しで再び審査を行うのが審判で行える判断および手続きを審査で行うことになり、行政経済上望ましくない場合

(2)特許庁審査官に取消差し戻し
・審判院で登録決定をすると審査-審判という審級を置いてある実質的な意義がなくなる場合
・補正機械付与など審判官が異見提出通知書を送付しなければいけない場合
・審査官が法理を間違って適用して出願人に実質的な意見提供機械が付与されなかった場合


(3)期待される効果
・審査官に取消差し戻し後に登録決定まで所要される期間が短縮されると予想
・また、取消差し戻しによって上級者報告後に登録決定を行う審査官の負担が現象すると予想

<出典>“韓国特許審判院、拒絶決定不服審判引用時、審判官審決により登録決定”. 韓国知識財産研究院.
https://www.kiip.re.kr/board/trend/view.do?bd_gb=trend&bd_cd=1&bd_item=0&po_item_gb=KR&po_no=23374, (参照 2025-02-12)



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2025年2月11日火曜日

【IP KOREA】雪道も平気!車の雪道対策装備と特許

今年の冬は大雪の日が多いように感じます。
雪の降る景色から得られる浪漫もいいけど、逆にドライバーたちには雪があまりうれしくないのも事実です。
雪が積もって冷たく凍った道路はとても危険な事故を誘発する恐れがあるからです。

▲ 冬季に発生した多重追突事故 <出処:YONHAP NEWS>

雪道では四輪駆動自動車が強いと言われていますが、これも完璧な解決策にはならず、スノーチェーンとウィンタータイヤ装着などドライバーたちがそれなりの方法を探って雪道の走行に備えています。今回のポストでは雪道でもびくともしない車の雪道対策装備と特許について調べてみたいと思います。

四輪転びで雪道を抜け出す!四輪ステアリングシステム

皆さんは前輪、後輪、四輪で区分される車の駆動方法についてご存知ですか?簡単にいうと前輪は前のタイヤを回す、後輪は後ろのタイヤを回す、四輪は四つのタイヤを全部回すステアリング方式です。

ここで注目すべき駆動方式は四輪駆動です。
四輪駆動は四つのタイヤすべてが地面を踏むので、路面の状態や道路の曲線にこだわらず均衡的で安定した走行を具現します。特に雪道でその力を発揮します。もちろん大雪では少し無理がありますが、1~2cmの積雪量水準では走行が可能です。

それでは、四輪駆動にはどんな特許技術が元になったでしょうか?
まずHYUNDAI MOBISが開発した四輪駆動システムからみてみます。この技術名は正確に「四輪独立ステアリング制御装置方法」です。
この技術には各タイヤが独立的にステアリングするように作る車輪ステアリングモジュールと路面の状態によってタイヤ動力を出すトーク、ステアリングプロセッサで構成されています。

▲Wipsglobal.com、KR10-2023-0070215、「四輪独立ステアリング制御装置及び方法」

特にこの技術の特徴としては、車両のホイールトーク及びステアリングジオメトリを調整する機能が入ってタイヤが地面に密着するようにして同じ荷重分布、車両の安定性を向上させる点だそうです。

今回はHYUNDAI WIAが開発した四輪駆動システムを確認してみましょう。
この技術は二輪駆動モードで不要な回転を遮断してエネルギ効率を高められる四輪駆動システムに変換提供される技術です。
低回転、高トークで回転する4WD-Lowモードを具現できて、検地脱出性能が向上される4WD-Low-Lockモードを具現できるそうです。

▲Wipsglobal.com、KR10-2021-0146924、「四輪独立ステアリング制御装置及び方法」

最近の完成車ブランドは二輪、四輪を区分せず「グリップコントロール」を始め、二輪でも四輪のように走行できる可変式起動システムを開発して車に搭載しています。

▲ Peugeotの車に搭載されたグリップコントロール機能 <出処:motograph.com>

タイヤの滑りをしっかり捕まってくれるスノーチェーン!

雪道では上記で紹介した四輪駆動システムも万能ではございません。
大雪だったり既に雪が積もった道路では別の装備で備えなければいけません。
それで冬季にはスノーチェーンが必ず必要な装備です。
それではスノーチェーンにはどんな特許があるのでしょうか?

最も基本的な原理のスノーチェーンを見てみます。
このスノーチェーンは大きくタイヤに巻くことができる本体と締結部、ホイールとタイヤを傷まないように結束する摩耗防止部で構成されています。正確な締結方法は複数の突起で構成されたチェーンをタイヤに結束して雪の中でもタイヤの滑りを抑えてくれるそうです。

▲Wipsglobal.com、KR10-2018-0027003、「スノーチェーン」

他のチェーン技術も調べてみます。着脱が容易なスノーチェーンです。
具体的には車のタイヤをチェーンの上に載せずにスノーチェーンを便利に結合したり分離できるように開発された装置です。このチェーンは既存のチェーンとは違って油圧チャンバーが搭載されて油圧力と弾性力を融合させて装着、脱着の容易性を高めた点が特徴だそうです。

▲Wipsglobal.com、KR10-2020-0135408、「着脱が容易な構造のスノーチェーン」

他にアイディアが目立つ雪道対策装置としてスプレーを活用した装置があります。正確な技術名は「タイヤ滑り防止用噴射ノズル及び洗浄ノズルが装着された車両」です。普段臨時用としてスノーチェーンスプレーを使用される方々もいると思います。この技術は元々スプレーの噴射装置を車に装着して車両の滑りを防止するように設計されています。技術を見てみると、後ろタイヤのホイールハウスの奥側にスプレー噴射ノズル装置を装着して雪道路を運行すると塩化カルシウム液をタイヤに噴射して滑りを防止して車両が乾燥した道路を運行すると洗浄液まで噴射してタイヤを基の状態に復旧できるように開発された技術です。

▲Wipsglobal.com、KR10-2010-0058805、「タイヤ滑り防止用噴射ノズル及び洗浄ノズルが装着された車両」

スマートな技術で具現する冬季安全運転!

今回のポストでは四輪駆動からスノーチェン、スプレーまで危険な冬季の安全運転のための多様でスマートな技術を調べてみました。几帳面な車点検と安全装備具備で安全な冬を過ごしてください。


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2025年1月9日木曜日

【WIPS】新年、あけましておめでとうございます。

 
明けましておめでとうございます!


2025年、新しい年が始まりました!
旧年中にも格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

今年も皆様に色んな情報をお届けできるように最善を尽くして参りますので、
今後も変わらぬご声援をお願いいたします。

新年の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。



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【WIPS Global】特許ファミリー関係を 一目で把握できる 「ファミリー関係図」

自国出願(元出願)を基に海外の色んな国に出願する場合、元出願に関連するすべての特許及び出願をファミリー特許といいます。特許庁で最初に出願した特許出願と違う国の特許庁に優先権期限内に出願された同じ特許出願によって発生したすべての文献を意味するのです。 企業の場合、自国特許の多国出願...