最近韓国の南地方では巨大な山火事がス発生して多くの人命被害がありました。また、今年の1月にはアメリカのLAでも前例のない大型山火事が発生しました。
このような大型山火事事故は韓国やアメリカだけの話ではないです。
今回のポストでは、色んな技術と装置で山火事を防止する方法について調べてみたいと思います。
![]() |
▲ 韓国の山火事 <出所:YONHAP NEWS、https://n.news.naver.com/mnews/article/001/0012991194> |
山火事防止の優先順は監視から
山火事発生の最も大きい問題点は発火点とその原因を正確に判断するのが難しいというところです。
なので、もっと緻密で正確な山火事の監視が必要です。
最近では監視カメラはもちろんドローンやライダーまで、色んな技術を通じて広範囲で迅速な山火事監視と探知ができるそうです。
それではどんな技術と特許で山火事を監視できるでしょうか?
まず、最も基本的な方法として熱感知センサーと監視カメラを活用した山火事監視装置です。
本発明は熱画像カメラを利用して山火事発生時に上がってくる煙を映像分析して山火事発生有無を遠距離でも早期監視、感知できるように開発されました。
次は、ライダーを利用した山火事監視装置です。
ライダー技術はレーザービームを放出して対象物体によって戻ってくる光を検出して分析する技術です。
この装置に適用された大気測定用ライダーは山火事による煙粒子によって四方に広がって進行方向が変わった光を検出して山火事発生有無を判断できます。
GPS、人工衛星で測定したデータを利用して山火事を自動で探知できる技術もあります。本技術を利用すると人工衛星から測定したデータの時間的、空間的特性を考慮して山火事を自動で探知できます。山火事発生有無は明るさ温度が反映された人工衛星映像がデータ電算装置に転送されると該当映像を通じて検証できるそうです。
最後にドローンを利用する方法です。この方法は大型山火事の鎮火よりは残り火の消化作業に適用される方法で、ドローンで監視と火災の鎮火までできる方法です。熱画像カメラと消化弾、無線通信モジュールで構成されたドローンを利用して山火事発生地に残っている火種を把握して現場映像を確認して火種があるところの位置を把握して消化弾を投下して残り火を効果的に鎮圧するそうです。
![]() |
▲Wipsglobal.com、KR10-2022-0189211、「山火事監視及び鎮火用ドローン及びその制御方法」 |
山火事が発生したら素早い鎮火を!
上記の方法で山火事を防げなかった場合、素早い鎮火が必要となります。山火事は山という地形的特性上、あっという間に広くて早く拡散してしまいます。それではどんな方法で鎮火できるでしょうか?
最も一般的な方法は消防ヘリを利用した空中鎮火装置です。消防ヘリは泡消火薬剤が保存されたタンクを火災地点に運搬して空中から一定の圧力で消火薬剤を火災地点に発泡して火災を鎮圧しますが、強力なパフォーマンスで火災を素早く広範囲で鎮火できるそうです。
次は山に水のタンクとスプリンクラーを設置して山火事をもっと速く効果的に消火する技術と装置です。特に消防ヘリが接近しづらい地域に適用できます。動作方法は、山の頂上に大容量の水タンクと共に山の周りに水を飛散させるスプリンクラーを設置して山火事が発生すると遠隔コントロールができるホースを利用して水を遠隔で噴射する方法です。
ロボットを利用した鎮圧方法も有ります。この発明は火災鎮圧用の多足歩行ロボットとして多量の脚が付いた歩行ロボットが火災現場で消防用水を噴射して山火事を鎮圧する発明です。
山火事による被害がこれ以上増えないように…
乾燥して風が強い天気が山火事の被害を増しています。このポストにある方法で山火事が鎮圧されて安全な日常が続くことをお祈りいたします。
Japan Tel: +82-2-726-1113, 1107 | Fax: +82-2-777-7334 | wips-jp@wips.co.kr
0 件のコメント:
コメントを投稿