2021年3月15日月曜日

【IP ISSUE】 Appleの多様な充電技術

AppleのMagSafe

2020年にはiPhone 12シリーズ、MagSafeをリリースしました。MagSafeは過去、MacBook本体にマグネットを貼り付けて充電する電源コネクタであり、USB-Cの登場以降消失された技術です。Appleはこの技術を充電コイル、そして丸形のマグネット設計と向上されたシールド、NFCなどを追加し、iPhoneに応用しました。


▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <無線充電システムのための電磁波遮断>
(US 10910862 B2) (title : Electromagnetic shielding for wireless power transfer systems)

▲ flickr.com


MagSafeはQiワイヤレス充電機能を提供し、15Wの充電が可能であり、高速でワイヤレス充電ができるメリットがあります。また、携帯の裏面のマグネットが充電器を充電位置に引き寄せるため、充電パッドと充電可能コイル位置を合わせるための行動は不要です。このような便利性があり、MagSafeを使用するAppleユーザーが増加しました。


AirPodsを充電するケースの特許登録

Appleはその他、AirPodsを充電するケース特許を登録しました。このケースの内側にはAirPodsの保管·充電が可能であり、ディスプレイを搭載しているため、AirPodsの充電量や時間、受信電話などが表示されます。


▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <アクセサリーを運搬、充電するためのケースとフォリオ>
(US 10892625 B1) (title : Cases and folios for carrying and charging accessories)


その他、カードケース形の特許もあります。MagSafeにより後面にAirPodsを収納、充電可能であり、カードの保管もできるということで利用を容易にすると思われます。


▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <電源供給措置付きのアクセサリーケース>
(US 2020-0328605 A1) (title :ACCESSORY CASE WITH A POWER SUPPLY)



MacBookで充電するiPhone

最後に紹介するMacBook関連技術は、iPhone、Apple watch、iPadなどその他の電子機器がワイヤレス充電可能な特許です。Macbookのカバーの上および内側に機器を置くと、ワイヤレスで充電されます。充電コイルがMacbookのフレームの中に多く配置されていることがわかります。



▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <電子デバイス間の誘導充電>
(US 10886771 B2) (title :Inductive charging between electronic devices)


図面からご覧のように、iPhone、Apple watchなどを置く次第充電されます。ワイヤレスバッテリーの共有は、Apple製品を使っている人には嬉しいことですね。


このようにAppleは簡素化と利便性などを結合したバッテリー技術を通じて消費者を満足させようと努力しています。次はどのような充電技術を生み出すか期待しています。



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