特許評価等級を活用して優秀な特許を素早く確認!
特許評価等級は多くの特許を明細書に記載された内容を元に客観的な分析を通じて等級化したデータであり、数多くの特許から価値のある特許を素早く探すために作られたデータです。
WIPS Globalでも迅速な特許分析のために、各特許権の特許評価等級をすぐ確認できるように提供しています。
今回の特許検索Tipでは、WIPS Globalの特許評価等級についてご紹介いたします。
WIPS Globalでは、韓国の発明振興会(Korea Invention Promotion Association, KIPA)で提供しているSMART3の特許評価等級を提供しています。SMART3は国別の特許評価等級システムで、特許の優秀性を明細書、書誌情報、行政情報から抽出された特許情報を活用して測定したものです。
等級を評価するために権利性、技術性、活用性を指標として利用しています。出願、審査、登録、審判、経過情報から評価指標別の評価要素を抽出して選定しています。
特許評価等級は1)大量の特許を検討する時、優秀特許を早く把握して2)登録特許の維持可否を判断して3)競合他社の特許現況を分析し、4)分析報告書の作成に活用できます。
WIPS Globalでは、KR、US、EPの文献の評価等級を提供しており、総点等級と権利性、技術性、活用性に対する評価等級を提供しています。ステータス情報が「登録/LIVE」の特許のみ評価等級を確認できて、最も高い等級であるAAA等級から低い等級のCまで9つの等級に分かれています。
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▲Wipsglobal.com WIPS Globalの特許検索「検索結果リストの特許評価等級」 |
検索結果リストにおいて特許評価等級をすぐ確認できます。もし表示されていない場合、リスト設定(Setting)において評価等級を選択するとリストに表示されるようになります。
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▲Wipsglobal.com WIPS Globalの特許検索「フィルターの特許評価等級」 |
結果リストのフィルターを利用すると母集団の特許評価等級分布を確認することができて、特定等級の特許のみをフィルタリングして検討することもできます。
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▲Wipsglobal.com WIPS Globalの特許検索「詳細表示での特許評価等級」 |
「詳細表示」ページで特許評価等級の詳細な内容を確認できます。
上記で説明した①権利性、技術性、活用性の各評価指標別の等級も確認できて、②SMART3の評価等級内容も参考として確認することができます。
SMART3の評価等級はWIPOの5大技術分野の特許群で相対評価を通じてスタナイン(スタンダード・ナイン)等級を基準に評価しています。上図の等級分布表に提示されたパーセンテージによって評価等級が付与されます。
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▲Wipsglobal.com WIPS Globalの特許検索「Easy Viewerでの特許評価等級」 |
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▲Wipsglobal.com WIPS Globalの特許検索「Dual Viewerでの特許評価等級」 |
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