【IP KOREA】LG電子、ドイツのミーレとロボット掃除機特許使用契約締結

LG電子が最近、ヨーロッパの代表的な家電企業のドイツのミーレ(Miele)とロボット掃除機に関する特許ライセンス契約を締結したと発表しました。
今回の契約で、ミーレはLG電子のロボット掃除機関連特許技術を使用してロボット掃除機を生産して販売できるようになりました。

🔺 social.lge.co.kr/newsroom/lg_miele_0601　「LG電子のロボット掃除機」

今回の契約はLG電子がロボット掃除機に取り入れている「充電誘導ガイド」など3つの独自技術に関するものです。

「充電誘導ガイド」は掃除を終えたロボット掃除機が次回の掃除まで待機するために充電ドック(Dock)まで正確に復帰できるようにする技術です。
ほとんどのロボット掃除機は赤外線誘導信号をたどって充電ドックに戻ります。LG電子の特許は、赤外線が一直線にまっすぐ伸びるように隔壁構造を利用して他の方向に出る赤外線を遮断させます。この技術が適用されたロボット掃除機は一直線にまっすぐ伸びた赤外線信号を感知して正確に充電ドックまで戻れます。

▲Wipsglobal.com　「LG電子のロボット掃除機の充電デバイスに関する特許」

LG電子は充電誘導ガイド以外にも「ダストタンクに結合されるフィルターの装着有無感知構造」、「下部ブラッシュの結合構造」などの特許もミーレが使用できるようにしました。LG電子はロボット掃除機と関連してグローバルで700件以上の登録特許を保有しています。

LG電子は、去年の6月にGE Applianceとプレミアム冷蔵庫である氷浄水器冷蔵庫の核心特許であるドア(Door)製氷に関する特許ライセンス契約を締結しています。今回のミーレとのライセンス契約でLG電子はアメリカに続いてヨーロッパでも生活家電分野の先立った特許競争力を認定されるようになりました。

LG電子の特許センター長チョン・センギュ副社長は、「LG電子はグローバル家電市場を先導する原動力である知的財産権を積極的に確保している」と強調しました。

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Source :  LG Electronics official blog

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