サムスンディスプレイを告訴したソラスOLED
アイランドのOLED関連ライセンス専門企業のソラスOLEDがサムスンディスプレイを相手にアメリカ裁判所に訴訟を提起しました。
ソラスOLEDによると、サムスンディスプレイが自社のエッジOLED特許技術を侵害したとのことですが、最近パテントトロールの韓国ディスプレイ企業を相手にした訴訟が相次いでいて、国内外の注目を集めています。
▲ flickr.com ⓒ Sebastian Wochnik |
パテントトロールの韓国企業訴訟
ソラスOLEDは、特許侵害訴訟で悪名が高い企業だそうです。
8月にもLGディスプレイを相手に特許侵害を理由にアメリカとドイツで訴訟を提起したこともありますが、当時も自社の特許技術を侵害したと主張して、現在法的紛争が進められているそうです。
最近韓国のディスプレイ企業がOLED分野に転換し始めているので、韓国のディスプレイ企業をターゲットにしたみたいです。
▲ pixabay.com |
引き続くパテントトロールの攻撃
特許業界では今回の訴訟を基点にOLED関連訴訟が本格的に増加すると予想しています。
最近、グローバルでディスプレイがLCDからOLEDに転換し始めていて、韓国の企業もそれにあわせて主力製品をOLEDで研究開発しているため、パテントトロールにはいい機会になるわけです。
ソラスOLEDもまたアメリカと日本などでOLED関連特許を買い入れるなど十全の準備を整えているそうです。
▲ flickr.com ⓒ Trending Topics 2019 |
企業の徹底した備えが必要な時点
OLEDディスプレイに対する研究開発と製品生産が活発に行われていて、パテントトロールの活動もまた引き続き増加する模様です。
もしパテントトロールに敗訴する場合、天文学的な金銭賠償と共に今後の研究開発にも支障があるため、企業もそれに対して万全の準備が必要だろう思われます。
徹底した準備を通じてパテントトロールに足を引っ張られることが無いと良いですね。
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