IN-N-OUTバーガー、ソウルのカンナムにポップアップストア開場
アメリカの有名バーガーブランドである「イン・アンド・アウトバーガー(IN-N-OUT Burger)」がソウルのカンナム(江南)にポップアップストアを開きました。
日本と同じくまだ韓国の国内に正式な店舗は無いですが、ポップアップストア開場日の午前中に待機番号が全て無くなるほど人気だったそうです。
このポップアップストアイベントで、多くの人々が韓国でもIN-N-OUTバーガー店舗を見れるようになるのではないかと期待をしていますが、このようにポップアップストアのみ開場することには何か他の理由があるだろうとの意見も出ています。
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▲ flickr.com ⓒ Mike Mozart |
忘れられるところに開かれるポップアップストア
IN-N-OUTバーガーがポップアップストアを開いたのは今回が初めてではないです。
2012年と2016年にも今回のようにポップアップストアイベントを開いていますが、このように何年かに一回ポップアップストアの形で販売することが商標権の消滅を防止するためだという意見があります。
つまり、IN-N-OUTバーガーが2012年に韓国の商標権を取得した以後、商標権の消滅を防止するために3年に1回ポップアップストアのイベントを開くという意見です。
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▲ Picpedia.org ⓒ Nick Youngson CC BY-SA 3.0 Alpha Stock Images |
商標権の取消規定
商標権は特許権とは異なって一定期間使用しないと未使用として取消になる可能性があります。
商標権は特許権のように研究開発を通じた技術力保護が目的ではないので、商標権を登録した後、3年間使用がないと商標法によって他人による取消の対象になる可能性があります。
そのため、IN-N-OUTバーガー側が商標が取り消されることを防止するために2012年に商標を登録した後、その3年後の2016年に一度ポップアップストアの形で商標を使用して、そのまた3年後の今年に同じく商標を使用したというのが一部の関係者たちの意見です。
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▲ pixabay.com |
IN-N-OUTバーガーの本当の狙いは?
商標権の未使用取消期間の要件である「3年」と妙に当てはまる部分があって商標権を守るためのポップアップストアという意見も説得力があると思われます。
ただ、多くの人々の望み通り、今回のイベントがIN-N-OUTバーガーが正式に韓国でオープンするための予備的イベントである可能性もあると思います。
3年に1回のポップアップストアイベントの本当の狙いが何か、韓国でのIN-N-OUTバーガーの今後の動きに注目する必要がありそうです。
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