ソウル半導体、アメリカの照明会社を相手に訴訟提起
ソウル半導体側は、SATCOが自社の特許11個を侵害したと主張しましたが、韓国とアメリカの照明関連大手企業間の特許訴訟に注目が集まっています。
▲seoulsemicon.com |
ソウル半導体のLEDドライバー特許
今回の特許訴訟で争点になった特許は、ソウル半導体が保有しているLEDドライバー特許です。
該当特許は入替用電球のみならず壁、天井に装着する照明製品に適用される特許で、明るさ調整ができるDimmableドライバー技術、フリッカー現象がない順次駆動ドライバー技術などが記載されているようです。
特にアクリッチドライバーは、高電圧LEDドライバー技術と狭い面積に多数のLEDチップを集積できるマルチチップ技術で、世界の家庭用電球の70%以上を占めていてその価値がとても高いです。
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▲ pixabay.com |
勝訴可能性は?
ソウル半導体は最近LED関連の特許訴訟で海外の企業を相手に全て勝訴して上昇の勢いに乗っています。
特にアクリッチ技術に関する特許で紛争があった台湾のエバーライトとの2件の訴訟で全て勝訴するなどLED関連特許訴訟で引き続き連勝をしています。
今回の訴訟もアクリッチ技術に関する特許が争点にある分、勝訴の可能性は高いと思われます。
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▲ pixabay.com |
積極的に対応するソウル半導体
ソウル半導体は、韓国の他の企業とは異なって海外企業を相手に特許訴訟を引き続き提起して積極的に対応しています。
ソウル半導体の営業本部副社長によると、ソウル半導体は毎年1,200億ウォン(約115億円)の開発費を投資しているそうです。そして、革新製品開発のための努力と投資を悪用する不公正な競争を防ぐために訴訟を提起すると言いました。
今回もソウル半導体がSATCOを相手に勝訴して連勝の勢いを次いでいけるのか結果が楽しみです。
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