実現を目の前にしているドローン配送
2018年の平昌オリンピックの開会式で1200機を超えるドローンが空中で色んな形で光るドローンショーは、世界的にとても話題になりました。
そのドローンが配送をする、夢で見たような場面を直接見れる日が近づいているようです
グローバル研究企業インタラクティブアナリシスの報告書によると、2022年まで世界商業用ドローン市場は150億ドルまで成長すると見込んでいて、特に商業用ドローンが物流と運送、農業などで活発に使用されると推測しています。
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▲ pixabay.com |
それを証明するみたいに最近ドローン配送に関する特許出願件数も大きく増加しています。
世界知識財産機構(WIPO)は、2017年のドローン特許出願件数が前年対比4倍近く増加したと発表しました。
その中でアマゾンが出願した面白いドローン配送特許をご紹介します。
アマゾンの面白いドローン特許
世界最大のオンラインショップであるアマゾンは、既に2016年12月にドローン宅配のデモサービスを実施して世間の注目を集めました。
その後にもアマゾンは未来自律配送時代を先導するためにクラゲドローン、人の手振りや声を認識するドローン、ドローン奪取防止技術などのドローン配送特許を出願し続けてきました。
▲ wipsglobal.com US 10007265 B1 (Hostile takeover avoidance of unmanned vehicles) |
最近出願されたドローン奪取防止技術は、商品を配達中のドローンをコントロールしようとする奪取犯を阻むために、アマゾンのドローンに心臓の拍動(heartbeat)信号を具現します。
ドローンがこの信号を受信しないと安全モードが実行されて、安全モードではドローンが安全な位置に着陸できるように予め設計されたプログラミング作業が履行されます。
アマゾンはこの特許を通じてドローン配送の安全まで備えるという姿勢を表しました。
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▲ wipsglobal.com US 9921579 B1 (Human interaction with unmanned aerial vehicles) |
また、人の手振りや声を認識するドローン、人と対話するドローンなどの特許も出願して、人間との相互作用と関連する技術も開発しました。
ドローンに光センサー、聴覚センサーなどの受信装置とスピーカー、レーザープロジェクトなどの出力装置を装着して人間の動きと言葉を感知するとのことです。
人が手を振ったり叫ぶとドローンがその人間の動きを理解するなんて、とても奇妙で面白いですね。
また、人工知能「Alexa」を通じて音声メッセージでやり取りできる特許も出願して、実際にどんなドローン配送が実現するかとても楽しみです。
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▲ pixabay.com |
既に始まった韓国のドローン配送?!
既に韓国でもドローンの郵便配送があったこと、ご存知でしたか?
去年の11月に韓国の郵政事業本部(日本郵政公社に当たる)が人の操作なしでGPSで目的地に行くドローン郵便配送を施行しました。
郵政事業本部が2022年のドローン配送の商用化を目標に関連システムを構築していると発表していて、島や山間地域などへの郵便配送がもっと便利になると思われます。
しかし色んな技術開発にも関わらず、韓国国内での商用化はまだまだ先が見えない状況です。
ドローン関連の規制問題が散在するためです。
安全と盗難などの宿題がうまく解決して、ドローンが届いてくれる郵便物を受ける日が来ることを祈っています!
Japan Tel: +82-2-726-1113, 1107 | Fax: +82-2-777-7334 | wips-jp@wips.co.kr
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