有名スポーツブランドNikeが競合会社のPumaを対象に侵害訴訟提起!
アメリカに本社を置く世界的有名スポーツブランドナイキが、自社のスニーカー関連特許を侵害していると競合会社プーマを対象に侵害訴訟を提起しました。
ナイキは、自社のFlyknit、Air及び滑り止め用のソール組立方法をプーマが無断で使用していると主張しました。
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| ▲ flickr.com ⓒ Josh Hallett |
Flyknitは、ナイキが開発した単一ニット素材でアッパーを形成する技術です。丈夫で軽量の糸でできた素材を一体型のアッパーに編みこむニット技術で制作されるので、軽くて履き心地がいいのが特徴です。
ナイキによると、プーマのIgnite(イグナイト)ラインがこのFlyknit技術に関する特許を侵害しているとのことです。
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| ▲ pixabay.com Nike Flyknit |
Airは、航空宇宙エンジニアだったフランク・ルディのアイディアから出発したナイキの代表的技術です。弾力のある低衝撃性のエアソールユニットが形状を維持して軽量で優れた履き心地が特徴だそうです。
ナイキはプーマのJamming(ジャミング)がAir技術を侵害していると主張しました。プーマのジャミングはソールを特殊素材のビーズで埋めて、足の形と動きによってビーズの模様が替わって衝撃を吸収するのが特徴です。
また、ナイキの主張によるとプーマは滑り止め用ソールの組立に関する2件の特許も侵害したとのことです。
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| ▲ wipsglobal.com WIPS Global <Case number「1:18-cv-10876」、Nike, Inc. v. Puma North America, Inc.> |
合計7件の特許が関わっている今回の訴訟でナイキはプーマに対する永久禁止命令及び損害賠償を求めています。一方被告のプーマは、侵害はないと主張して「この告発に対して自社を守るために全ての措置をとる」と声明しました。
スポーツ用品ブランド市場での競争がどんどん激しくなっていますが、
裁判所はどちらの肩を持つか今後の行方が気になります。
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