2020年12月30日水曜日

【IP KOREA】 フレキシブルスマートフォン

フレキシブルディスプレイへの変換


スマートフォン製造企業は、ディスプレイ形態発展のための研究開発を続けてきました。
特に、一般的な平面ディスプレイから画面を折りたたむなど折れ曲がるフレキシブルディスプレイへの変化を試しています。フレキシブルディスプレーは一般ディスプレーより小さく、ガラスではない特殊プラスチックで製造されるものであり、耐久性強化にも役に立ちます。2013年、サムスンは世界初のカーブドディスプレイを搭載したギャラクシーラウンドを初公開しました。その後、スマートフォンの角に折れ曲がれたフレキシブルディスプレイを装着されたエッジスマートフォンを上市するなど、持続的に発展された製品を上市してきました。




▲samsung.com <サムスンのホームページ>


折りたたんで見るフォルダーブルスマートフォン


ギャラクシーラウンドでフレキシブルスマートフォン市場に参入して6年、サムスンは折りたたむスマートフォンの「ギャラクシーフォールド」を公開し、
全世界で売り切れされるなど、全世界の耳目を集めました。その後、公開したフリップとフォールド2も成功に販売され、フォルダブルスマートフォン市場での確固たる地位を築きました。多くの外信はサムスンがどのような形の次のスマートフォンを公開するのかに興味がありました。2020年11月19日、USPTOで公開されたサムスンの特許では、サムスンのスマートフォンを間接的に確認することができました。公開された特許の名称は、多重折りたたみ可能電子装置(Multi-Foldable electronic Device)です。今まで公開されたフォールドとフリップは内側に折れる形でしたが、今回の特許では内側と外側の両方、折れ曲がる形であります。下の図のように何度も折れ曲がる形で製品が公開されたら、スマートフォンをタブレットPCのように活用することができると予想されます。




▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <多重折りたたみ可能電子装置特許>














くるくる巻くローラーブルディスプレー


ローラーブルディスプレー市場で一番先に頭角を現した企業はLGです。
LGは2019年4月、ローラブルディスプレイが搭載されたスマートフォン関連特許である「ロール-スライド移動端末機」の特許を出願しました。消費者は特許の図案で作られる予想イメージを見て多くの関心を払いました。LGのローラーブルスマートフォンは、今年9月に発売を公式化しました。12月2日にはアンドロイド開発者サイトにローラーブルスマートフォン規格のエミュレータが公開され、近く製品が公開されると予想されます。



▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <ロール-スライド移動端末機特許>














スマートフォン形態の未来は?


ローラブル以降の次世代ディスプレイとしては、ストレッチャーブル(伸縮性)ディスプレーが注目されています。
ゴムひものように伸び、自由変形できるので応用範囲と潜在力が高いです。


▲www.wipsglobal.com WIPS Global 特許検索 <伸縮性ディスプレー特許>




















政府もストレッチャーブルディスプレーが未来成長のための核心動力と判断し、国策課題に指定して研究開発に集中しています。絶えず変化しているスマートフォン、次世代はどのような形で発展されるのか楽しみにしています。



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