世界的な総合製薬企業、Johnson&Johnson
ジョンソンベビー、タイレノール、リステリンなどのブランドでよく知られているJohnson&Johnson(ジョンソン・エンド・ジョンソン)は、1885年に設立された世界的な総合製薬会社です。
医薬品、医療用具、生活用品など色んな製品を生産しています。
アメリカの製薬企業であるファイザー(Pfizer)と世界1、2位を争う企業で、経済専門誌のフォーチュン誌が選定した世界500個企業に入る企業です。
現在、約60カ国において約250個の子会社を運営しており、職員数は12万8千人ほどです。
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▲ jnj.com <Johnson&Johnsonホームページ> |
Johnson&Johnsonの新型コロナワクチンの臨床試験計画
Johnson&Johnsonは今年の1月から新型コロナのワクチン製造のための研究を開始しました。
Johnson&Johnsonの系列会社であるJanssen Pharmaceutical(ヤンセンファーマ株式会社)のワクチン製造技術プラットフォームAdVac®とPER.C6'を通じていくつかのワクチン候補郡を抽出しました。
アメリカのHarvard University(ハーバード大学)研究チームと協力してテストした結果、新型コロナ治療に最も効果的といえるワクチンを確認したと発表しました。
Johnson&Johnsonは、アメリカの政府と協力して10億ドルの投資を通じて9月から候補物質に対する臨床試験を行う計画だそうです。
人体に投与されるとしても、エボラ、ジカウイルス、エイズワクチンなどを製造した技術プラットフォームを活用したため、安全性には問題がないと確信すると伝えました。
この臨床試験の結果がよければ、2021年の頭頃には市販できると予想されています。
Johnson&JohnsonのAlex Gorsky会長は、「我らは他の企業と競争するのではなく、新型コロナと競争していて、このワクチンが必要な人たちのために安い価格で供給する」と伝えました。
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▲ Wipsglobal.com WIPS Global特許検索<PER.C6プラットフォーム関連特許> |
治療剤探しに速度を上げている製薬社たち
他の製薬会社たちも新型コロナの治療剤を探すために努力しています。
平均10年くらい所要される新薬開発期間を短縮するために、既存に発売されているか開発中の薬から効能を探す戦略を広げています。また、公益のために自社の特許権をあきらめて複製薬(ジェネリック)の開発を許容した企業もいます。
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▲celltrion.com <セルトリオンホームページ> |
治療効果がいいと知られているギリアドサイエンスの「レムデシビル」、AbbVie(アッヴィ)の「カレトラ」などの臨床3床結果がすぐでると予測されている中、多くの人々が許可承認に対する期待を高めています。
しかし、臨床3床の失敗確率も高いと知られていて、先走った期待をするのはまだ早いという意見もあります。
韓国のSKバイオサイエンス、セルトリオン、GC緑十字、一洋薬品なども新型コロナのワクチンおよび治療剤開発に飛び込みましたが、今は候補物質発掘または細胞/動物実験段階であるため、人体臨床に入るまでにはまだ時間がもっと必要だと思われます。
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▲janssen.com <ヤンセンホームページ> |
治療剤の早期開発に向けて
世界的に新型コロナが速く拡散している今、早く治療法が見つかって欲しいと、世界中の人々が願っています。
開発時期を予測するニュースや記事はたくさん出てきてますが、まだ決まったことは何も無いので不安だけが高まっているようです。
Johnson & Johnsonを一として世界有数の企業たちが努力している分、一日も早くいい結果が出て、世界的な危機状況が早く治まって欲しいです。
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