2018年6月25日月曜日

アウディと手を組んだヒュンダイ自動車

アウディと手を組んだヒュンダイ自動車


韓国の自動車メーカーのヒュンダイ自動車とドイツの自動車メーカーのアウディが水素燃料電池自動車(水素自動車、FCEV)関連の燃料電池技術に対するパートナーシップ協約を締結しました。
今回の協約を通じて二つの企業は、水素自動車に関連する特許技術と主要部品などを共有することになりますが、世界の自動車業界の2位と5位が手を組んだだけに水素自動車分野で他の企業を追い抜いて先立っていけるか注目を浴びています。

▲ flicker.com ⓒ Revolve Eco-Rally

自動車業界の最大の話題は”エコカー"

最近自動車業界で最も注目を浴びている技術はエコカーに関する技術です。
ほとんどの自動車企業が資源の枯渇と環境保護のために既存のガソリン及び軽油自動車を代替できる自動車を作るために力を注いでいますが、様々なエコカーの中で技術開発が進んでいるのは電気自動車と水素自動車です。
電気自動車は既に商用化されていて一般人も乗ることができますが、それに比べて水素自動車はまだ技術開発が商用化段階には至っておらず、水素自動車のためのインフラもまだ整っていない状況です。

▲ pixabay.com

水素自動車をめぐるグローバル企業たちの同盟

水素自動車はまだ商用化のための技術開発がもっと必要な状況であるため、グローバル企業たちが同盟を結んで研究開発を推進している場合が多いです。
トヨタとBMWは2020年水素自動車の商用化を目標にプラットフォームの共同開発を推進していて、ホンダとGMもまた合作法人を通じて水素自動車の燃料電池システムを共同で生産する計画だそうです。
なのでヒュンダイ自動車もアウディとの同盟を通じて業界での競争力を強化することにしたのです。

▲ pixabay.com

エコカーの覇権は誰が?

今最も多く普及されているエコカーは電気自動車です。
しかし今回のヒュンダイ自動車&アウディ同盟を通じて水素自動車が躍進するとの見込みがあります。
水素自動車の場合、ヒュンダイ自動車が先進の技術を保有しているので、普及を拡大できるアウディとの同盟がお互いに大きいシナジー効果を出すと思われます。
ヒュンダイ自動車とアウディの同盟がどのような結果をもたらすか、またエコカー分野の覇権はどの企業が持つかなど今後の行方に注目したいです。


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