韓国の人気ゲーム「バトルグランド」開発社、著作権侵害訴訟提起
世界で始めてオンラインゲームを商用化して世界的に市場優位を持っていた韓国のオンラインゲーム市場は、モバイルゲーム市場の急激な成長と発展に従い沈滞しておりました。
「バトルグラウンド」は、そのオンラインゲームの沈滞期の中で大ヒットに成功して韓国オンラインゲーム市場の復活の足場になりました。
その韓国の人気ゲーム「バトルグラウンド」の開発社であるPUBGが「フォートナイト」ゲームを運営しているEpic Gamse Koreaを相手に著作権侵害訴訟提起と共に著作権侵害禁止仮処分申請をしました。
業界によると、1月に訴訟を提起していて現在結果を待っている状態とのことですが、二つのゲームが最近ゲーマーの間で大人気であるため関心が集中しています。
▲ playbattlegrounds.com |
「バトルグラウンド」と「フォートナイト」
「バトルグラウンド」と「フォートナイト」は、バトルロイヤルと呼ばれるジャンルのゲームで、多数のユーザーが戦ってたった一人だけが生き残る形式のゲームです。
「バトルグラウンド」は、去年3月にリリースしたゲームで、期間はあまり経ってないものの、韓国のネットカフェでの占有率が40%以上で1位を記録していて、ゲーム関連ギネス記録7個を更新した人気ゲームです。
「フォートナイト」も去年お9月、バトルロイヤルモードをリリースした後、アメリカで多くの人気を集めていて、累計利用者4千万人を記録しています。
▲ epicgames.com |
続々リリースされている「バトルロイヤル」ジャンルゲーム
「バトルグラウンド」が世界的に人気を集めると、これと類似する「バトルロイヤル」ジャンルのゲームが引き続きリリースされています。
特に中国の場合、類似ゲームである「荒野行動」、「終結者2」など類似するゲームをPCとモバイルなど色んなプラットフォームを通じてリリースしています。
こういった類似ゲームが続々登場すると、PUBGは4月に「荒野行動」を開発した中国のゲーム会社ネットイースを相手に盗作であると主張してアメリカ裁判所に訴訟を提起しました。
▲ pixabay.com |
続くゲーム間の著作権紛争
ゲームの場合、登場するキャラクターや全体の雰囲気、アイテムなどを一部だけを変えても著作権侵害で認められるのが難しい場合が多いです。
なので、多くの人気を集めるゲームが登場するとそれと類似するゲームが同時多発で多数リリースされますが、こういったことで類似ゲーム間の著作権紛争が引き続く発生して、小型ゲーム会社は紛争にもまれてだんだん居場所をなくす悪循環が繰り返される可能性があります。
ゲーム著作権侵害に対する明確な基準とゲーム業界の著作権認識の改善が必要ではないかと思われますね。
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